2008818() 〈埼玉新聞掲載記事〉
冷ますぞ!熊谷 市民らが打ち水

 “日本一暑いまちの熊谷の中心市街地で16日、環境団体や商店街の関係者らが「打ち水大作戦」を行った。昨年の同日、同市は国内最高気温の40.9度を記録した。市民たちの手で、暑い熊谷を涼しくしようと実施した。

 NPO法人エコネットくまがやと、中心市街地の4つの商店街が中心となって行い、立正大学環境気象学研究室の福岡義隆教授も協力した。延べ千人が参加し、各商店街など市内五カ所でペットボトルの水を路上にまいた。給水車三台も出動。銭湯の残り湯や雨水など三十六トンを道路に散水した。

 同市仲町の八木橋百貨店前では、午後2時すぎに店員や一般市民ら約200人が集合。エアコンの排水や家から持ってきたふろの残り湯など、ペットボトル250本分の水をまいた。

 この日は熊谷市の最高気温は35.1度と4日間連続で猛暑日を記録。同店前では車などの排熱や舗装道路の伏射熱などで36度もあったが、打ち水を行った直後は3度ほど気温が下がった。

 エコネットくまがや代表理事の後藤素彦さん(34)は「エアコンや車などをなるべく使わないようにするなど、ライフスタイルを見直すきっかけになれば」と話していた。

市民らが参加した打ち水大作戦。舗装道路の表面温度は55度だったが、打ち水直後は43度に下がった=熊谷市仲町の八木橋百貨店前